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ボルボ240の整備記録と日々のあれこれ。

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吸気系メンテナンス⑤ ブローバイフィルター

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吸気系ではないんですが...
吸・排気システムに関する補足的なメンテナンスポイントとしておさえておきたいのが,ブローバイフィルターです。

ブローバイフィルターとは,シリンダー内で燃やしきれなかった未燃焼ガス(ブローバイガス)をろ過する装置のことです。
ブローバイガスは,そのまま排気してしまうと環境に良くない,それにもったいない(笑)ということで,エンジン内部から取り出してフィルターでろ過した後,再びエンジンに戻してやるという循環が行われています。
240の場合,ブローバイフィルターはエンジン本体の中央,インテークマニホールドの隙間にひっそりと措かれています。
写真では分かりにくいのですが,大小のホースが2本接続されているのがソレです。

(写真Ⅰ)
060723_1.jpg

ホースを外すとプラスチックのケースが見えます。
このケースに写真Ⅱのようなフィルターが収まっていて,これでブローバイガスをろ過するという訳です。
おそらく一度も交換していなかったとみえ,タールがこびりついていてエラいことになっていました。

(写真Ⅱ)
060723_2.jpg

交換作業は簡単で,ケースを外し(写真では見えませんが,下側にもホースがついています),なかのフィルターを押し出して交換します。
あとは元どおりに組み付けておしまい...なのですが!

このフィルターのケースには構造的な欠陥があって,写真Ⅰの青いラインの入った細い方のゴムホースをつないでいる部分がプラ製のくせに極端に細いため,外す際に十分注意しないとポキっと折れてしまうのです。
ホースが固くなっていたり,ケースのプラスチック自体が劣化していたりすると簡単に折れます。

しかもうちのTACKですが,あるとき師匠クニさんが何気なくエンジンルームをのぞいていると...

  ― あれ? シュウくん!?
  ― なんすか?
  ― ブローバイ,折れてるよ。
  ― マジっすか?
  ― うん。 つながってないもん。笑

何千キロか何万キロか知りませんが,いつからかこのシステムは完全に機能不全だったようです。
ブローバイ循環システムが機能していなくてもエンジン自体は動きます。
しかし,写真Ⅱのようにフィルターが詰まることなどでブローバイガスが抜けていかないと,次第にエンジンの内圧が高まりオイル漏れを起こしたりします。
うちのTACKは,エンジンからブローバイガスは抜けていたために圧を上げることはありませんでしたが,排出されたガスは循環することなくダダ漏れになっていたんですね。

さて,本来ならケースごと交換すべきところですが,Dラーに行くのも面倒だったので,なんとか修復・再生できないか挑戦してみることにしました。
まずはケース内部に蓄積したタールをこそげ落とし,新しいフィルターをセットします。
つぎに折れたケースの一部(プラ製の細い管)が,細い方のホースに詰まっているので,ホースを少しカットして管を取り除きました。
ホースをチェックすると,ホースの内部にもタールが詰まっているような有様だったので,ドリルの刃を使って詰まりを取りました。
問題は,ケース自体の修復です。
折れた細い管の断面は比較的きれいだったため,プラ用の瞬間接着剤で補修してみることにしました。
ダメもとでやってみたところなんとかなりました。笑
接着した部分に負荷がかからないような手順を考え考えしながら,なんとかケースとホースを組み付けました。

この作業をしたのは今年5月のことですが,これまでのところ問題なく機能してくれています。
次回のメンテでは要交換ですが,まぁ応急処置でも結構なんとかなるもんですね。笑

今回は「吸気系」というテーマからは脱線気味でしたが,ついでにココも!
ということで,ブローバイフィルターについてでした。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

[今回の費用]
 ・ ブローバイフィルター ¥300

[現在の走行距離] 105,222km

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