VOLOTACK

ボルボ240の整備記録と日々のあれこれ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SHARE

エンジンオイル② オイル選択

0   0

オイル選びのポイントは次の3点です。

①ベースオイル
②粘度
③メーカー

①ベースオイルとは?
オイルには「鉱物油」「部分合成油」「全合成油」と3つのベースオイルが存在します。
「鉱物油」は一般的なベースオイルであり,大半のメーカーはこの鉱物油を純正オイルに使用しています。
基本的には原油から不純物を取り除いて精製されるだけなので安価です。
これに対して「部分合成油」は,鉱物油に一部化学合成したオイルを配合することにより作られます。
鉱物油を補うかたちで特定の性能を強化できるというメリットがあります。
「全合成油」は,その名のとおりナフタを主原料に分子レベルで人工合成したもので,鉱物油に比べてきわめて高価である一方,高性能であることが最大のメリットです。
一般的には以上のようにいわれていますが,価格や性能が絶対このとおりとは限りません。
高性能とされる全合成油は,特定の用途・目的に向けて極端に作られているものが多いため,用途と間違えれば効果を生まないどころか,場合によってはエンジンに損傷を与える危険性すらあります。
逆に安い鉱物油であっても,質の良いとされるアメリカ原産のパラフィン系のものになると性能は全合成油以上とも言われています。
でも,その辺では売ってませんね...。
普通に使用する車であれば一般の鉱物油か部分合成油で十分機能を果たしますから,とりあえずは特殊なもの極端なものを避けるのが安パイでしょう。

②粘度とは?
オイルには粘度特性というものがあって,それによって期待できる効果が変わってきます。
オイル量販店やホームセンターに行くと,様々なメーカの4L缶がずらっと並んでいますが,そこには必ず次のような記号が書かれているはずです。

10W-30

オイル粘度の統一規格表示は「SAE」といって番手数字で表します。
粘度とは,すなわちオイルの固さですね。
SAEでは,ゆるい方から0番<10番<20番...<50番と次第に固くなっていきます。
そして,先行する「10W」の部分が低温時(「W」はWinterのこと)の粘度を示し,つづく数字「30」が高温時(油温100℃のとき)の粘度を表します。
では具体的には,この粘度をどうとらえたら良いのでしょう?
前半の数字は低温時粘度ですから,エンジンが温まる前の始動直後の状態を意識して選びます。
気温が低くマイナスになるような地域では,エンジン始動時にエンジンオイルが固いとその機能を十分に果たさないため,エンジン内部を傷つけてしまう恐れがあります。
その場合には0番~10番程度のものを選ぶ必要がありますが,冬でも暖かい場所で使用するならあまり気にしなくても大丈夫です。
問題は後半の数字です。
高温時の粘度といってもピンときません。
高温になったとき,粘度が低いと焼きつけを起こすかといえばそんなことはありません。
ベースオイル自体が粘度と関係なく基本的な耐熱性能を持っています。
数字はあくまで高温時の粘度ですから,エンジンが高温になってシリンダー内の負荷が大きい状態のときにどんな粘度のオイルを選ぶべきかの指標です。
一般的に古いエンジンはシリンダーの劣化などで混合気の圧縮もれや燃焼後の排気ガス(ブローバイガス)のもれが発生しやすくなっています。
そういうエンジンには高粘度の40番~50番のオイルを選べば,もれを防いでくれる効果が期待できます。
一方で,固すぎるオイルはピストンの動きの抵抗ともなりますので,元気な高性能エンジンにはむしろ粘度の低い20番~30番のオイルを選んだ方が省燃費効果が期待できます。
北海道で240に乗る私は,5W-30から10W-40を基本としています。
ちなみに,F1マシンに使用されているオイルの粘度は,なんと0W-5だそうです。笑

③メーカーとは?
オイルメーカーはメジャーどころだけでも...モービル,エルフ,アジプ,カストロール,クエーカーステート,BP...などなど様々です。
その他にも各社自動車メーカーも純正オイルを提供しています。(メジャーメーカーからの転用が多いようですが。)
では,どこのものが良いかというと,これはもう好みの問題です。笑
ただし同じベースオイルで同じ粘度であっても,メーカーによって性能はまったく異なりますから,車による適合性があるのは確かです。
性能と予算に応じて,自分の好みに合ったものを探すしかありません。
僕はカストロールが好きですが,師匠のクニさんはクエーカー派ですし,モービルを使用されている240オーナーも多いと聞いています。
それと参考までに,現在のボルボの純正オイルはカストロール製です。

ポイントは以上のとおりです。

さて,では僕はTACKに何を入れているのか?
僕の求める主要な効果は,エンジン保護と省燃費性です。
これがオイルの粘度と深く関係していることは上記のとおりで,その答えが5W-30ないし10W-40でした。
メーカーをお気に入りのカストロールに限定するならば,この粘度をもったオイルは5種類。

1 FOMURA RS Light(5W-40,全合成油)
2 RSX(5W-30,全合成油)
3 Magnatec Light(5W-40,部分合成油)
4 Magnatec FE(5W-30,部分合成油)
5 GEX FE(5W-30,鉱物油)

このうち,全合成油はその攻撃性が心配なので,まず1と2は除外します。
鉱物油の5W-30であれば国産ディーラーの純正オイルと変わらない気がするので,5も除外。
残るは3と4の部分合成油のどちらか,ということになります。
カストロールのマグナッテックシリーズは,部分合成によってエンジン始動時のダメージを最大限軽減する保護性能を高めています。
省燃費性も高く,これならば条件にピッタリですね。
ということで,現在はこのうちの4「Magnatec FE」を入れています。
では果たして,「Magnatec FE」の効果はどうだったのか!?
次回は,TACKのオイル交換履歴についてお話します。

(つづく)

SHARE

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://volotack.blog69.fc2.com/tb.php/7-0810768a
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。