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ボルボ240の整備記録と日々のあれこれ。

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ドナドナ 5.26 (後編) 修理

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昨晩,突然の事件に見舞われたTACKくん。
知人の経営するライブハウスの駐車場でひと晩お泊りし,本日昼過ぎにドナドナとなりました。

070527_1.jpg

アマゾンさんに運び込まれ,さっそくエンジンルームのチェックです。
冷却ファンが落ち,ラジエターシュラウドも破損しているようです。
ウォーターポンププーリーが見当たらないと思ったら,なんとエキマニの方までぶっ飛んでいます!
下の写真は冷却ファンを取り除いたところですが,ウォーターポンププーリーと冷却ファンを留める4本のボルトのうち2本が折れていて,その他の2本にも相当な力が加えられたことが分かります。

070527_2.jpg 070527_3.jpg

この様子から,何らかの原因でこのボルトを留めるナットが緩み,冷却ファンの回転による遠心力に耐えられなくなったボルトが折れてウォーターポンププーリーごと脱落したものと思われます。

しかし,想像していたほどひどい状態ではなく,オルタネーターやACコンプレッサーは無傷でしたし,特に心配していたクランクプーリーへのダメージもありませんでした。
ドライブベルトも大丈夫そうです。
それから,ラジエターフィンですが,写真では分かりませんがフィンの一部が長さ8cmほど潰れていたものの,それほど大きな損傷ではなくLLCのにじみもないので,今回は様子をみることにしました。

ということで,修理交換は次の3点。

 1. 冷却ファン
 2. ウォーターポンププーリー
 3. ラジエターシュラウド

まず,冷却ファンですが,写真のように羽が3箇所で欠けており交換が必要です。

070527_4.jpg

アマゾンさんに部品取用の740があり,冷却ファンは共用部品だったため740から移植します。
ちなみに,この冷却ファン,AISIN製なんですね。

070527_5.jpg 070527_6.jpg

次に,ウォーターポンププーリーですが,脱落時に付いたと思われる長さ約7cm程のえぐれた傷が確認できます。

070527_7.jpg

ゆがみがなければ再生も可能でしたが,やはりクラックが怖いのでこれも740から移植することになりました。
カップリングが上手くいき,部品調達の必要がなかったのが幸いでした。
左が移植したプーリー,右が脱落したプーリー。

070527_8.jpg

そしてラジエターシュラウドですが,写真のとおり一部分が大きく割れていました。

070527_9.jpg 070527_10.jpg

このシュラウドについては740とは形状が異なったため移植できません。
ただ,割れていたのは下側の部分で,シュラウド自体は上の左右2箇所をトルクスで固定するため,通常下側に圧力が加わることはありません。
そこで,シュラウドの破損部分については溶接による簡易補修でいけると判断しました。
下の写真は溶接補修したところ。
見た目はいまいちですが,まぁ見えるところではありませんし,強度も問題なさそうです。

070527_11.jpg 070527_12.jpg

これで部品は揃いました。
次は組み付けですが,その前にウォーターポンプのジョイントの折れたボルトがまだ残っているので,まずはこれをラジオペンチなどを使用して取り除きます。
ややなめったネジ山を切り直し,新しいボルトを取り付ければ準備完了。
写真中央がウォーターポンプのジョイントで,左下に見えるのがオルタネーター,右下がクランクプーリーです。

070527_13.jpg

改めて位置関係を確認する意味でエンジンルーム前方を俯瞰した写真が下。
クランクプーリーから右へ伸びたドライブベルトの先にあるのがACコンプレッサーですね。

070527_14.jpg

組み付けについて細かな解説はないのですが,ポイントとしてはラジエターシュラウドを取り付けてから,ウォーターポンププーリー,冷却ファンという順に組み付けていくこと。
後からシュラウドは入らないので注意です。

そして,脱落の原因は組み付けの際のナットの緩みだったと思われるので,今回は入念にナットを締め付けます。
プーリーとオルタネーターとを結ぶドライブベルトを取り付け,テンショナーを調節した上で,再度ナットの増し締めを行いました。
これでもう大丈夫でしょう。

作業後エンジンをかけてみると快調に始動。
警告ランプも「λ」を除いて消灯しました。
「λ」についてはバッテリーを外して自然放電リセットで回復,その後の走行も問題ありません。

偶然にも部品取用の740との共用部品で手当てができたため,入院することもなく即日修理完了となりました。
今回はアマゾンさんのご配慮ですべて無料でやっていただきました。
購入後最大規模の修理作業でしたが,改めて240の整備性の良さに感服。
とはいえ,今後こんなトラブルは避けたいものです!笑

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

[今回の費用] ¥0
                                
[現在の走行距離] 118,080km

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-4 Comments

ルーズ・ショルダー says...""
大変な目にあいましたね。お見舞い申し上げます。

でも頼れる主治医がいらっしゃるようで、ある意味うらやましくも感じます。

作業風景の見学もされたようで、自分のスキルアップになったんじゃないですか?
2007.05.28 10:42 | URL | #SAu5W79E [edit]
シュウ says...""
> ルーズ・ショルダー さん

> 大変な目にあいましたね。お見舞い申し上げます。
ありがとうございます。なんとか収束しました。


> でも頼れる主治医がいらっしゃるようで、ある意味うらやましくも感じます。
突然不調をきたすのは人もクルマも一緒ですから,いざというとき頼れる主治医は財産ですね。

> 作業風景の見学もされたようで、自分のスキルアップになったんじゃないですか?
かなり勉強になりました。
これまでちゃんと見れなかったダイナモやパワステの本体なども見れましたし,エキパイからエアクリーナーにホットエアーを送るパイプなども確認できました。
それに,素人では絶対に及ばない繊細なテクニックが随所に見られて「ほ~」とか「はぁ~」とか言いながら作業の邪魔をしてました。(笑)
もちろん工具類の充足は大事ですが,それらをどう扱うかを知らねば良い作業はできないということを今更ながら痛感しました。
今後のDIYに役立てられればと思います。
2007.05.28 11:21 | URL | #MklatxYg [edit]
aun says...""
音沙汰がなかったので、どうしたのかな? などと思っていたら・・
大きなネタを作っていたんですねぇ~  笑)
って、笑い事じゃないですが・・大事にならなくて何よりです・・。それも、札幌市内・・山の中とかじゃなくて良かったですね。この季節でも夜は寒いし・・。
何よりも、事故につながらなくて幸いです。

あ~僕もアマゾンさんを紹介してもらおうかなぁ~
やっぱりホームドクターは必須ですよね。
2007.05.28 17:19 | URL | #qwOj4Czw [edit]
シュウ says...""
> aun さん

どうもご無沙汰(?)でした。(笑)
ネタ作りに励んでいた訳ではないのですが,結果的になかなかのエピソードをご提供することができました。
じつは複線がありまして,アクシデントを起こす30分前まで高速を走っていました。(冷汗)
もし高速走行中に見舞われたら...考えるだけでも恐ろしい...。
磨耗劣化などではなく人為的な原因によるトラブルですから,やはりナットの留め付けひとつ馬鹿にできませんね。

アマゾンさんはいつでもご紹介しますよ~☆
2007.05.28 19:10 | URL | #MklatxYg [edit]

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